近年、内面美容(インナービューティ)への注目度が高まっています。
外側はもちろんですが内側からもアプローチすることで、より美しくなれると言われているためです。
美容に対する意識が高い人にとって、内面美容を意識することは当たり前のようになっています。
今回は、そんな内面美容とはどのようなものか、どのように実践するのか、といった点について解説していきます。
さらに、酵素栄養学を取り入れたファスティングについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
内面美容(インナービューティ)とは?
内面美容は体やメンタルの調子を整え、体の内側から綺麗になることを目指します。
普段の食事や生活習慣を見直し、体の内側からアプローチしていくのです。
内面美容に取り組むと、腸内環境が整ったりメンタル面が安定したりするなどのメリットが得られます。
さらにダイエット効果や肌トラブルの改善効果も期待できるため、メリットはかなり大きいです。
しかし、すぐに効果が感じられるわけではありません。
一晩で急に痩せたり、肌の調子が整ったりすることはないので、長期的な視点で取り組む必要があります。
内臓やメンタルの調子が徐々に良くなっていけば、体にも変化が少しずつではありますが出てきます。
健康的にダイエットができることでも注目を集めているので、ダイエットしたいと思っている人が実践しているといったケースも少なくありません。
内面美容はちょっとした意識改革で実践できる
内面美容は、ちょっとした意識改革をするだけで実践できます。
一体どのように取り組むのか気になる人もいるでしょう。
続いては、具体的な取り入れ方について解説していきます。
食べ物や飲み物は温かいものをチョイスする
体を内側から美しくするためには、温かい食べ物や飲み物を摂取することが重要だと言われています。
体が冷えてしまうと、新陳代謝の低下やむくみ、体の不調などにつながるためです。
健康や美容を意識しているなら、体を冷やさないことがポイントになります。
体を温める食べ物にはショウガやにんにく、玉ねぎ、納豆、キムチなどが挙げられます。
飲み物は、ジンジャーティーやウーロン茶、ハーブティーなどが体を温めてくれます。
一方、冷やしてしまう食べ物にはきゅうりやナス、トマト、メロン、スイカなどが挙げられるので、買い物時にも意識してみてください。
バランスの良い食事を意識する
内面美容を実践するなら、バランスの良い食事を意識するようにしましょう。
バランスの良い食事は、主食(ご飯やパン、麺など)・主菜(肉や卵、魚などのたんぱく質含む食材を使った料理)・副菜(野菜や海藻などのミネラル・ビタミン・食物繊維を含む食材を使った料理)が揃っています。
汁物を追加するとよりバランスが良くなります。
仕事や育児などで調理が難しい場合は、サプリメントや漢方を取り入れるなど工夫を凝らしてみてください。
適度な運動をする
運動も内面美容に必要な要素です。
体への負荷が大きい筋トレやジムのトレーニングではなく、無理のない範囲でヨガやストレッチをする程度で問題ありません。
ヨガやストレッチを取り入れると、リラックス効果や体のゆがみ改善効果などが期待できます。
さらに、インナーマッスルを鍛えられる、リンパの流れをスムーズにするなどのメリットもあり、体が温まりやすくなります。
しかし食後すぐに体を動かすと消化不良や体調不良の原因になってしまうので、ヨガやストレッチをする2時間前までに食事は済ませておきましょう。
湯船につかる
湯船につかると体の内側からしっかりと温まります。
リラックス効果も期待できるので、1日の疲れを癒すことにもつながります。
さらに新陳代謝も促進されるため、体内の老廃物を出すためにも役立つのです。
お気に入りのバスボムやスキンケアアイテムをお風呂に持ち込めば、自分だけのリラックスタイムを存分に満喫できるでしょう。
湯船につかる時は、お湯の温度は37℃程度で20~30分ほどつかるのがおすすめです。
内面美容は、このような点を意識すると自然に実践できます。
すべて取り入れるのが難しかったとしても、どれか1つなら無理なく実践できるでしょう。
より本格的に取り組みたいなら酵素栄養学を取り入れたファスティングを!
内面美容をより本格的に取り組みたいと思っているなら、酵素栄養学を取り入れたファスティングがおすすめです。
最後に、ファスティングの流れや必要なものについてみていきましょう。
ファスティングの流れ
ファスティングは、まず準備期からスタートします。
準備期は、こ(穀物)・と(唐辛子)・ま(豆)・ご(胡麻)・わ(わかめ)・や(野菜)・さ(魚)・し(しいたけ)・い(芋)を取り入れた純和食が基本となります。
高資質かつ高タンパク質な食材を避けるようにしましょう。
食事する際は、生野菜や果物、発酵食品(ぬか漬けなど)から食べるように意識してみてください。
生の食材が持っている食物酵素は、後から食べる食材の消化をサポートしてくれます。
ファスティングを始める日の前日は、できるだけ早め(可能なら20時まで)に夕食を済ませ、就寝することもポイントです。
準備期を終えると、ファスティング期に突入します。
ファスティング期は、ビタミンやミネラルを含む酵素ドリンクを飲み、栄養補給しながら過ごします。
ファスティングの期間によって何食分を酵素ドリンクに置き換えるかが異なるので、あらかじめプログラムを確認しておきましょう。
初めてファスティングする人におすすめなのは、1日で完了するファスティングプログラムです。
酵素ドリンクの他に良質なミネラルウォーターを2リットルほど摂取します。
睡眠中は新陳代謝が活発になるので、20時~4時までを含む7~8時間の睡眠時間を取るように意識してみてください。
最後に訪れるのが復食期です。
復食期で最初に食べる食事は重湯がおすすめです。
2回目以降の食事では、おかゆや具が入っていない味噌汁などをゆっくりと摂取するようにしましょう。
3日以上ファスティングを行った場合は、2日~3日間の復食期を設けてください。
手作りのフレッシュジュースやスムージーも復食期に適しています。
必要なもの
ファスティングに必要な物は、酵素ドリンクや代替え食、良質なミネラルウォーター、メジャー、体脂肪が測定できる体重計です。
酵素ドリンクは酵素栄養学の考えに基づいて作られているものを選ぶようにしましょう。
国産植物を使った酵素ドリンクであれば、摂取する際の安心感が大きいです。
代替食は、準備期や復食期に取り入れることができます。
栄養面や食べやすさなどにこだわっているものを選べば、より効果的なファスティングを実現しやすくなります。
メジャーや体重計は、ファスティングによって体にどのような変化が出ているのかを知るために必要なアイテムです。
ファスティングは体を整えるため取り入れている人も多く見られます。
しかし、むやみやたらに食事を減らせばいいわけではなく、栄養のことを考えて取り組まなければいけません。
そのため、酵素栄養学に基づいた酵素ドリンクの摂取などが必要です。
体の内側から美しくなりたいと考える人は増えつつあり、内面美容の注目度も高まっています。
内面美容は、日頃のちょっとした意識改革でも取り入れることができます。
本格的に取り組みたいのであれば、酵素栄養学に基づいたファスティングを行うのがおすすめです。
ファスティングは正しい知識も必要になるので、サポートしてくれるサロンなどに足を運び、相談してみましょう。
正しい知識があれば、それぞれの目的に合わせて最適なプログラムを提案してもらえます。