酵素ドリンクを「製法」で選ぶべき理由とは?

酵素ドリンクのおすすめ製法は伝統の「ヒノキ樽製法」

ファスティングやダイエットに関心がある方には言わずと知れた存在の「酵素ドリンク」。様々な種類がありますが、選ぶときに実は重要なのが「製法」です。そこで今回は酵素ドリンク選びにおいて重要な「製法」について解説するとともに、製法から選ぶべき理由についてもご紹介します。

酵素ドリンクとは?発酵や製法に違いはあるのか?

酵素ドリンクは植物由来の酵素を取り入れられる飲み物であり、野菜、果物、穀物などを発酵させたエキスを使ったドリンクの総称です。セロリ、キャベツ、ケールなどの野菜、パイナップル、キウイ、パパイヤなどの果物など、種類によって素材はさまざまです。酵素ドリンクには野菜や果物には天然の酵素や多彩な栄養が含まれ、美しく健やかな体づくりに役立つことから注目されています。

実はこの酵素ドリンクで重要なのが製造工程です。酵素ドリンクと呼ばれるものにも、工業的に発酵を促進させたタイプもあれば、時間をかけて熟成発酵させたタイプもあり、栄養バランス等も変わってきます。植物や果物を、乳酸菌などの菌を利用して栄養素を分解することを発酵といいますが、この過程で代謝物として様々な有用な栄養成分が生み出され、より栄養価を高めることができます。

酵素ドリンクの発酵方法には様々な方法がありますが、特に注目したいのは「ヒノキ樽製法」という製法です。「ヒノキ樽製法」は、伝統継承された歴史ある製法であり、発酵により生み出された栄養価の高さにも定評があります。

伝統継承された王道の「ヒノキ樽製法」

ヒノキ樽を用いた発酵方法は、これまでに日本酒や醤油、味噌などの発酵食品の製造において重要な役割を果たしており、現在も多くの食品などに用いられています。ヒノキ樽を使用した発酵方法は、ヒノキの特性を活かして風味や香りを引き出せるだけでなく、特有に住み着いた微生物(菌)の力を利用できることが特徴です。

ヒノキはどんな植物なの?

では、そもそもヒノキ樽の原料である「ヒノキ(檜)」はどのような植物なのでしょうか。ヒノキは、ヒノキ科ヒノキ属に属する常緑針葉樹です。日本では古くから重要な木材資源として利用されてきています。日本国内では主に本州中部から四国、九州にかけて広く分布しています。

ヒノキは、耐久性が非常に高く、腐りにくいため樽などの材料として優れています。加工などもしやすく美しい木目が出るため、建築物としても重宝されてる木材です。さらにはヒノキ特有の芳香には防虫効果などもあり、風呂、家具や樽など家庭にも馴染みのある素材として日本では古くから活用されています。

ヒノキの効果はリラックス?抗菌作用も期待できる?

木材としての利用価値に加えて、健康分野においてもヒノキの効果は利用されています。ヒノキの精油は、リラクゼーション効果や抗菌作用があると言われており、アロマテラピーやスパなどで活用されています。ヒノキには、「フィトンチッド」という芳香成分が含まれており、この成分によってリラクゼーション効果が知られています。ストレスを軽減し、気持ちを落ち着かせるなどの効果があるため、アロマオイルとしても人気のある素材です。

ヒノキ樽を使った発酵方法は安全?

天然の素材とはいえ、口に入れるものだからこそ安全性が気になる方も多いと思います。

ヒノキにはもともと抗菌作用がありますが、徹底的に品質管理することで、より安全で清潔な発酵が可能になります。例えば、熱湯や蒸気などによる消毒を行い、樽からの水漏れの有無などを確認しながら長期発酵を進めていきます。

一般的な発酵過程では材料を入れたまま放置するのではなく、発酵・熟成の過程において、定期的に品質チェックを行いながら、味や香り、色などの点検などを実施していきます。

以上のように、ヒノキ樽では天然の素材を使いながらも、品質管理も徹底することで衛生的に天然発酵を行うことができます。

エステプロ・ラボではハーブザイムに、ヒノキ樽を利用して天然発酵させたエキスを使用しています。次に、ハーブザイムでどのようにヒノキ樽を用いた製法を取り入れているかご紹介します。

ヒノキ樽製法によるおすすめの酵素ドリンク「ハーブザイム® 113 グランプロ」

エステプロラボが開発した「ハーブザイム® 113 グランプロ シリーズ」は、天然の複合酵素(酵母・植物性乳酸菌)が棲みついたヒノキ樽を使い、長年受け継がれてきた伝統製法とあわせてダブル自然発酵させた酵素ドリンクです。

ミネラル豊富な喜界島の「さとうきび粗糖」をまぶした113種類の国産植物を、熊笹が敷かれたヒノキ樽に仕込んで約60日間かけて発酵させます。粗糖の浸透圧で養分を抽出させる第一次発酵、熟成室での第二次発酵を経て、フレッシュな酵素原液が作られます。

抽出には精製された白砂糖を使用せず、喜界島の「さとうきび粗糖」の浸透圧により養分を抽出するという、徹底的にこだわった製法で作られたエキスになります。

ハーブザイム® 113 グランプロの特徴

ハーブザイム®113 グランプロ シリーズには、ヒノキ樽製法に由来する優れた特徴が様々にあります。その代表的な特徴を1つずつご紹介します。

特徴①ヒノキ樽を使った王道の発酵製法によるダブル自然発酵

最大の特徴は「ダブル自然発酵」です。ハーブザイム®113 グランプロ シリーズの発酵には、天然の酵母や植物性乳酸菌が棲みついたヒノキ樽を使用しています。酵母と乳酸菌などの微生物が棲みつくヒノキ樽の中で時間をかけて発酵させて作られたエキスには、豊富な栄養が含まれます。さらに113種類の国産植物を贅沢に使用することで、ダブル自然発酵させています。

また、長期間発酵させると成分がアミノ酸化してしまうため、発酵・熟成期間は約2ヶ月までに限定しているというこだわりも。また、フレッシュな発酵原液を使用しているので、新鮮な状態で生きた栄養が大量に含まれています。

ヒノキ樽での発酵工程>

①ミネラル豊富な喜界島の「さとうきび粗糖」をまぶした113種類の国産植物に清めの塩がまかれ、くまざさを敷く。  
②その後、伝統的に決まった順番で素材を仕込み、1〜2週間で養分をじっくり抽出する第一次発酵を行う。
③有用菌を豊富に含んだ酵素原液を抽出し、第二次発酵、熟成期間を経て、発酵エキスが仕上がる。

特徴②植物発酵原液98%の高配合率

ハーブザイム®113 グランプロ シリーズは、伝統製法によって無希釈のまま発酵・熟成した植物発酵原液を98%※1 以上と高配合しています。生産地まで指定した国産の全113種類の厳選発酵させた原液エキスを主成分に使用しています。

(※1ハーブザイム®113 グランプロ シリーズの「プレーン」のみ98%。「ジンジャー」、「オラックス」は有用素材を加えているため90%です。)

  • 生のハーブ
  • 野菜
  • 果物
  • 海藻
  • キノコ類
  • 穀物 など

水やオリゴ糖エキス、発酵促進剤などは一切使用せず、職人たちが受け継いだ伝統的な製法によって、無希釈のまま発酵・熟成させたエキスを使用しています。

特徴③ヒノキ樽製法以外の伝統製法

ハーブザイム®113 グランプロ シリーズの発酵エキスは、以下のような様々な伝統製法を用いて製造しています。また、製法や成分の配合などを確認するために徹底した分析を第三者機関にて実施しています。確かな試験データによる信頼と安全性もハーブザイム®113 グランプロ シリーズの特徴の1つです。

非加水製法「水」や「麦芽糖エキス」など、かさ増しのための液体を一切加えていない無希釈となっています。
非加熱製法酵素は熱に弱い性質のため、発酵・塾生の工程では「水やエキスを加えて煮出す」などの加熱は行いません。
粗糖・浸透圧抽出法奄美大島に近い「喜界島」のさとうきび粗糖を使用した浸透圧抽出。 サンゴ礁のアルカリ性の壌土で栽培されるさとうきび粗糖は、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富で、「コク」と「旨味」がある。
発酵臭マスキング技術極濃原液が高配合されているにも関わらず、香料なども一切使わずに、独特の発酵臭をマスキング。 飲みづらいものが一般的だった酵素飲料に飲みやすい真の美味しさを実現。
極濃98%原液一切「水」を加えずに、生の植物を自然発酵させた酵素原液を98%高配合。 2%は、レモン濃縮果汁・ユズ果汁・ブドウ濃縮果汁、梅エキス、リンゴ濃縮果汁など。

特徴④圧倒的な酵母数

上記のような特徴があるハーブザイム® 113 グランプロの特徴として、使用している菌の数の多さも挙げられます。ヒノキ樽による自然発酵のおかげで、有用菌の数が圧倒的に多いのです。

以下は、ヒノキ樽とステンレス、ポリタンクなどの乳酸菌や酵母数の比較です。

酵母数比較

これを見れば明らかなように、酵母数はステンレスと比べても、約20倍、その他とも5〜10倍近い差があります。

電子顕微鏡による超高倍率ヒノキ樽

ヒノキ樽の電子顕微鏡画像でも、その菌の圧倒的な多さを見て感じていただけます。

ヒノキ樽には、長年に渡って棲みついている天然の酵母と乳酸菌が生息しています。これらの菌による天然複合酵素の発酵で、水、オリゴ糖エキスが生み出され、水分などをかさ増しせずに、無希釈のまま自然発酵が可能になるのです。化学的には実現することが難しい積み重ねられた歳月により、活性力の高い自然な発酵エキスが生まれます。

ハーブザイム® 113 グランプロ プレーンの顕微鏡画像

1. 113種類の国産植物由来の乳酸菌

2. 113種類の国産植物由来の酵母

上記画像に見られるように113種類の植物がもつ酵母と乳酸菌が、微生物が棲みつくヒノキ樽の環境によって、さらに増えていることがわかります。また、酵素は長い間発酵させることで成分がアミノ酸になってしまうため、発酵・熟成期間は約2ヵ月を限度に、若く自然な酵素原液を使用しています。

酵素ドリンクを選ぶなら「ヒノキ樽製法」!

酵素ドリンクの選び方は様々ですが、製法によって品質や中身まで大きく変わることがご理解いただけたのではないかと思います。ぜひ、本格的に、身体のためにファスティングやダイエットに酵素ドリンクを取り入れるならば、ぜひ天然発酵で作られた酵素ドリンクを試してみてはいかがでしょうか?